最近読んだなろう作品の感想です。
「悪役令嬢の執事様」の概要

タイトル | 悪役令嬢の執事様 破滅フラグは俺が潰させていただきます |
作者 | 緋色の雨 |
完結/未完 | 本編完結(その後の話が連載中) |
小説家になろうリンク | https://ncode.syosetu.com/n9814fq/ |
書籍化 | 〇 |
漫画化 | 〇 |
アニメ化 | × |
あらすじ
前世の記憶を取り戻したシリルは、自分が乙女ゲームの登場人物、悪役令嬢・ソフィアの執事であることに気付く。このままでは、ヒロインに王子を奪われたソフィアが闇堕ちして処刑されてしまう。お気に入りだった悪役令嬢を救おうと考えたシリルは、執事として彼女が闇堕ちする要素を排除し、王子の愛を勝ち取れるような才色兼備の令嬢に育てるのだが……
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「悪役令嬢の執事様」の感想
おすすめランク:B
おすすめランクについて
A・・・面白い!おすすめ!
B・・・まあまあ。時間に余裕があったら読んでみて。
C・・・つまらん。おすすめしない。
乙女ゲームの悪役令嬢の執事に転生した主人公が、悪役令嬢のバッドエンドを回避するために奮闘する話。ただし主人公の転生前の世界も魔法が使える世界。乙女ゲームの設定よりも幼い年齢で執事になり悪役令嬢を教育したことで、ストーリーや登場人物との関係が大きく変わっていく。
主人公が一貫して悪役令嬢のために行動し、さらに悪役令嬢も主人公を信頼し闇落ちせず真っすぐ成長していくところに好感が持てました。そして乙女ゲームとは異なり執事に恋する悪役令嬢の健気な思いや行動に、二人の行く末を応援したくなります。
ただ、少しだけなろう特有の臭い言い回しや行動を感じてしまいました。特にバックボーンのない主人公の万能感が凄く、ご都合主義が強めかなという感じです。また、乙女ゲームだけあり恋愛要素が強いのですが、主人公と悪役令嬢以外の登場人物の報われなさそう感がちょっと辛かったです。「悪役令嬢の執事様」は本編完結となっていますが、その後の話がまだ続いているのでその他の登場人物たちも報われてくれるといいなと思います。
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