最近読んだなろう作品の感想です。
「魔導具師ダリヤはうつむかない」の概要

タイトル | 魔導具師ダリヤはうつむかない |
作者 | 甘岸久弥 |
完結/未完 | 未完 |
小説家になろうリンク | https://ncode.syosetu.com/n7787eq/ |
書籍化 | 〇 |
漫画化 | 〇 |
アニメ化 | × |
あらすじ
「すまない、ダリヤ。婚約を破棄させてほしい」 結婚前日、目の前の婚約者はそう言った。前世は会社の激務を我慢し、うつむいたままの過労死。今世はおとなしくうつむいて、いい妻になろうとして婚約破棄。ダリヤは決めた。もう、うつむくのはやめる。頑張って魔導具師の仕事をし、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲もう。自分でできる限り、生きたいように生きよう、と。そんな彼女は、魔物討伐部隊の騎士と出会う。魔導具が好きなダリヤと、魔剣が好きなヴォルフ。魔導具と魔剣作りに熱中しつつ、飲んで食べて、いろいろと巻き込まれる日々。生活の便利さのためならば、どんな苦労もいとわぬ魔導具師と、怖さ知らずでひたすら先陣を切る魔物討伐部隊の騎士。恋愛に背を向けたい2人は、いつか恋人になれるのか。
「魔導具師ダリヤはうつむかない」の感想
おすすめランク:A
A・・・面白い!おすすめ!
B・・・まあまあ。時間に余裕があったら読んでみて。
C・・・つまらん。おすすめしない。
転生後の世界で結婚前日に婚約破棄された主人公ダリヤが、自分に素直になって趣味に仕事にと自由に生きていく日常系のストーリー。婚約破棄後に出合った趣味友達のヴォルフと仲を深めながらも、なかなか恋愛関係に発展しない二人を見守っていく作品です。
婚約破棄後に前世の記憶を活かして次々と役立つ魔道具を開発し評価されていく気持ちよさと、恋愛下手な二人の少年少女のような関係のもどかしさが、絶妙なバランスで描かれていて面白かったです。二人を応援する登場人物たちと同じ気持ちになって読むことができました。
二人は物語序盤からいい感じの関係を築くのですが、400話近く使ってもまだ結ばれていません(笑)。二人が結ばれたあたりでもう一度読み返したいと思いますが、まだまだ先は長そうです。
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